2016年3月24日

Formula Rim のFanatecロゴを剥がす

Fanatec のCSW用交換リム Formula rim for ClubSport Wheel の、真ん中に輝く「F」ロゴを剥がす。


念のため市販のシール剥がし剤をかけて、数分置いた後、プラスチックのスクレーパー(車の内装はがし)で引っかいたら剥がれた。
糊が残ったので、パーツクリーナーで拭き取り。
完全に何も無くなったよ!

これで何でも好きなロゴを貼れる!
グランツーリスモのロゴを貼ろう!(貼らない)
2016年3月21日

[OSW] MiGE軸をPCD70に変換する

OSW自作シリーズ。軸周り編。

MiGEのサーボモーターの軸は、22mmの棒です。そのままじゃステアリングが装着できません。
(Lenzeは19mm、Kollmorgenは24mm)
そこで、一般的なPCD70の6穴、通称MOMO穴を使えるようにすると、いろんな応用が利くようになるわけ。
市販ステアリング装着しかり。クイックリリースしかり。
なのでPCD70に変換するパーツを探しましょう。
"mige osw adapter"で画像検索すると、イメージがつかめるはず。


Holger Buchfink - OSW Adapter Kit + COM-B (20 EUR)
シンプル。クイックリリースQ1R(後述)と一緒に買うと割引があるかも、です。

Ascher - servo clamping set + 70mm adapter (20.17 EUR)
上記のOSW Adapter Kitと同じものが、Ascherからも買えます。Q1Rを使わない場合は、AscherのMiGEマウントと一緒に発注すると送料が節約できます。

Hybrid Racing Simulations - Hub + Drivelock (120+30 USD)
ハブと、ドライブロックという軸締結ブッシュ。見た目が渋い。製造元はオーストラリアのシムリグビルダー。まだ公式通販サイトは存在せず、facebookのコメント欄にちょくちょく書いてあるメールに直接質問や発注しないといけない。
ちなみに値段は、ハブ120+ドライブロック30+送料30の、180 USD かかります。たけー!
ちなみにMiGEサーボモーターも取り扱ってるので、入手に困ったら問い合わせてもいいかもですね。

他にもいろんな方法はあるけど、一番最初に紹介したのがいいかと。


クイックリリースアダプター "Q1R" を紹介せねば。
Holger Buchfink Quick Release Q1R
さきほどのOSW Adapterを作っている方がつくったシム向けクイックリリース。
何がいいかというと、お手ごろ価格で、かつサーボ側とステアリング側を別に買い揃えられること。ステアリングを複数使い分けたいシムレーサーにはうれしい心遣い。
そして、50mm Wheel Sideは、実はFanatecステアリングから純正クイックリリースを取り外したところに、そのまま装着できたりします。すごい。


これだけ紹介しておきつつ、ぼくはHRSハブに、実車向けクイックリリースを使うことにしました。せーの、なんでやねん!


軸周りは問題ないですね?
そして、Fanatecのステアリング流用については、そのうち解説。
2016年3月19日

[OSW] MiGEマウントブラケット

順調に進むOSW作戦。今回は前回決めたサーボモーターをコックピットに固定する方法を決める。
MiGE Servo のデータシートに寸法が載ってる。定番は130ST-M10010か、130ST-M15015ですね。
一般的にサーボは軸がある面の4穴で固定するみたい。単純だね。DIYもできるね。

ただし、OSW向けの製品がいくつかあるので、そこから選ぼう。DIYできる環境があるならまだしも、ワンオフオーダーではこの値段じゃ作れない。

Ascher - MiGE Mounting Bracket
SIM-LAB - MiGe Servo Mount – Bracket for 130ST
SIM-LAB - OSW mounting bracket MiGe 130ST

上の2つは、角度調整が可能なタイプ。Ascherのほうが送料含めるとトータルで安いので、これがいいと思います。
ただしぼくは2つめ、SIM-LABのほうにしてみました。見た目がスッキリしているのと、奥行きが120mmと短いのが決め手。
(※追記 底留めの長穴、図面では6mmボルト用っぽいけど、うちに届いたものは8mmボルト用の幅があいてました。改良されたのかも?)

3つめのは、ただの板。コクピットによってはこっちのほうが都合がいい場合もあるでしょう。安いし。

"mige servo mount" で画像検索してみると、いろんな方法が出てくるよ。


Ascherで買う場合、servo clamping set + 70mm adapter も一緒に買うと幸せになれるかも。詳しくは次回、軸周り編で解説します。
2016年3月18日

[OSW] サーボモーターを決める

OpenSimWheel自作プロジェクト。
ぼくは、「ゲームで勝ちたい派」ではなくて、「リアルのモータースポーツを再現したい派」なので、レーシングシミュレーター環境には必然的にリアルを再現できそうなシムリグを揃えたいわけです。ペダルしかり、シフターしかり、3Dしかり、振動しかり。モーションコクピットは・・・さすがに要らないかな。

ということで今回はOSWの重要パーツのひとつ、サーボモーターを選定する。
減速ギアやベルトなどを介さず、モーターの軸に直接ステアリングホイールを接続するから DirectDrive なんて言うわけですね。

よく使われているサーボはこのへん。ざっくりした値段も書いとく。
MiGE 130ST-M10010 20Nm 3.5万円
MiGE 130ST-M15015 30Nm 3.9万円
Lenze MCS12H15L 29Nm 15万円
Kollmorgen AKM53 30Nm 25万円
(値段は誤植じゃないですよ。)

MiGE安いよね。安い分劣るところもある。エンコーダの解像度が低い。そして、LenzeやAKMのほうがFFBが細かいとか。
海外のフォーラムの比較投稿によると、FFBの細かさの差は、ほんとにちょっとした差らしい。MiGEでも市販のハンコンよりは遥かに良いFFBを発生してるんだとか。MiGEと他のは、価格の差ほどの性能差は無いんだって。さすがにサーボのみに15万オーバーはやりすぎと思ったよ。

低い解像度については、MiGEエンコーダを通常の倍にした高解像度版があって、それなら対向サーボと同じスペックになる。上のはその高解像度版(さらにケーブル付き)の価格。
価格差を考えるとMiGEしかないでしょ。

あとは20Nm版(通称 Small MiGE)と、30Nm(Big/Large MiGE)からどっちにするか。
小は電力効率がいいらしい。
しかし十分な電源があれば大は小を兼ねる。
ヘッドルームが取れそうなBigにしときます。ただし、Smallでも十分強力らしいです。CSW(7Nm)の約3倍あるもんね。

MiGEサーボモーターの購入方法について。
ちょっち前まではaliexpress.comで販売してたんだけど、今は取り扱いなし。
メーカーに直接メールするか、シムリグ関連のMiGE取扱店(他にもいくつかアリ)に注文するかしか無さそう。

とにかく、ぼくのOSWのサーボモーターは決定しました。
サーボは有志と一緒に共同購入しました。なんと心強いことか!
つづく。

[追記] Direct Drive Wheel Motor Bundle – Sim-plicity ここで、必要なもの一式のセットが売ってるよ!便利!


[追記2]
Small MiGE も買ってみました。
2016年3月17日

[OSW] SimuCUBEキャンペーンに投資

OSW(OpenSimWheel)界に大ニュース!
クソめんどくさいOSW制御・電源周りをパッケージングしたものが、Kickstarterみたいなクラウドファンディングサイト Indiegogo で投資受付開始!2~3時間で目標額到達しました!
これは iRacing Forum で情報が先行公開されてたので、世界中のOSWビルダー、もちろんジャパニーズOSWビルダーも待ち望んでいた品。

SimuCUBE: force feedback from the future | Indiegogo

さあ、Perk(特典)を選択して投資しておきましょう。

組立てキットはこちら。
SimuCUBE kit ($399 + Shipping $30 USD)

動作チェック済みの組立て済み完成品は、数量限定。
Assembled SimuCUBE controller ($449 + Shipping $30 USD)

どちらか好きなほうでOK。

電源容量に不安があったり、Big MiGEなどの30Nmクラスのサーボモーターを使いたいなら、
500 W power supply upgrade ($65 USD)
を追加しましょう。

ぼくはちゃっかり先行受付分の Early bird SimuCUBE kit に投資できました。500Wアップグレードももちろん追加しました。


投資なので当然自己責任で。
ただし、いずれ発売される予定の製品版より20%以上お安くしているらしいので、製品版OculusRiftの価格に驚いたような人は投資しといたらいいんじゃないでしょうか。勢い余って使いもしないのに3個予約した日本人や、血迷って$1500投資してる日本人もいます。もはや正常な判断ができません。


このほかに最低限必要なものは、
・サーボモーターとケーブル
・モーターのマウントブラケット
・ロックブッシュ
・ステアリング

あとはクイックリリースやパドルシフターなど、好きなだけ拘っていけちゃう。
SimuCUBEの発送は5月の予定。それまでに一式そろえるよ!

OSWシリーズはまだまだ続きます。