2015年3月30日

Intel Core i7-4790k and ASUS Z97-Pro

ゲーミングマシンをパワーアップだ!
LGA1155からの買い替えなので、CPUをマザーボードごと交換した!

i7-4790K(Devil's Canyon 4.00GHz) LGA1150
みんなこれ積んでるらしい。(偏見)
これの次世代Broadwellが出てもZ97マザーにはそのまま載るらしいので、それは出たときに考えることにして、現行ラインナップでゲーム的に最強っぽいやつにしといた。Skylakeは知らん。ということでSkylakeのさらに次のソケットが出るまでは4790kで粘ることにした。さようなら2600k。
4GHzですって!4っていえば、史上最強のCPU "Pentium 4" を思い出すね!

ASUSTeK Intel Z97チップセット搭載マザーボード Z97-PRO 【ATX】
CPUのSocketが変わるのでマザーボードも替える。
ASUSしか考えられないらしい。(偏見)
電源周りの回路が安定してそうなのでこれにした。
あと、そろそろPCIスロットは要らないだろうってことで。
電源が強いのでオーバークロックにも強いらしい。OCってしたほうがいいの?

メモリは使用しているDDR3-1333の4GB×2を、ちょっとスペックが劣るけどそのまま流用。メモリがボトルネックになってたら換装を考える。
他のパーツも流用。CPUクーラーはLGA1155のをそのまま使い回せるみたい。
GPUもGTX970のまま。

一番めんどくさいのがOSインストール。
マザーボードのオンボードデバイスを、付属ドライバディスクじゃなく個別に最新版いれようとしたら、どれが必要なのか要らないのかがわかりにくくて超めんどくさい。
ポリシーは、便利なユーティリティは入れない。
メモ残しておく。

入れたマザーボード関連ドライバ(順番はなんとなく)
1 Intel(R) Chipset Software Installation Utility
2 Intel(R) Management Engine Interface driver
3 Intel AHCI/RAID Driver Path
4 Asmedia SATA Controller Driver
5 Intel USB 3.0 Driver
6 Asmedia USB3.1/3.0 Driver
7 Intel(R) Gigabit Ethernet Driver
8 Intel(R) Graphics Accelerator Driver
9 Realtek Audio Driver

このPCはiRacingでしか使わないので、アンチウイスルソフトウェアさえ入れずに軽量で仕上げておく。
ドライブはSSD2台で、それぞれシステムとデータに振り分ける。
音楽制作環境もiTunesもイラネ!他のPCに担当させる。


iRacingだと、2600kからの換装で、40fpsくらいは上がっている気がする。
iRacingはCPU喰いだな!

ベンチーマークはHDBENCHだけ回したよ。
CPUは特にFloatが大きくスコアアップ。(これがiRacingに効いてるのかも??)
メモリコントロールがいいのか、メモリスコアも上がってた。

ちなみに、ゲーム以外じゃまったく性能の違いがわかりませんね!!
2015年3月24日

SUS Racing Simulator Cockpit 2015

3年前に組み上げた、レーシングシミュレーター用SUSコクピットを、このたびちょっとだけ組みなおしたよ。
(コクピの最新情報は、ブログ右側カラムの My Racing Cockpit を随時更新してあるよ。)


レースシム環境を構築するときは、 正しいシミュレーションのための分析 – コクピットは適切に設定しよう - iRJA を必ず参考にすること!適当な設定で走るなんてもったいない。そして、いいかげんな設定でお金をとってるシム屋が多すぎるのを日々嘆いているよ。ぼくなんて3年以上前から完璧でしょ!
しかし、トリプルディスプレイが自分のほうを向いていない直線的配置になってるのは、3D Vision 化したのでfpsを稼ぐため。3D Visionを使えばRender each screenオフでこれが正常に見えるんです。


組み直しのきっかけは、ディスクふにゃふにゃシステムがあるのに腰高だったため。低重心化を図るとともに、占有スペースの縮小も目的。

SimVibe用の振動ユニットを、フレームの裏に搭載していたものを表面に持ってきた。
シートの後方にラダーフレームをSimVibe専用に1本追加してそこに設置。
シートを後方にスライドしても、SimVibeフレームに当たらない場所までシート取り付け位置を前進。
ちょっと乗り降りしにくくなった。でも、もともと左右にシフターがあるせいで、ステアリングを外して上から乗り込んでいたから問題ない。
ディスクふにゃふにゃは、写真のような感じにシンプルに設置した。SUSと板のあいだは滑り止めを挟んだ。床とのあいだに滑りやすい布みたいなシートを挟んで、滑らせればちょっとした移動ができるようにした。メンテや掃除のときに便利。


~わかる人にしかわからない図~

SUSベースフレーム(ラダー構造)を上から見た構造

||====|| (上段)ペダル奥&SimVibe
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||――――|| (上段)ペダル手前&縦フレーム 40x80
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||====|| (下段)シートスライドレール前側
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||====|| (下段)シートスライドレール後側
||――――|| 
||====|| (上段)SimVibe用(←New)


その結果、振動ユニットの位置はフロントはペダルのちょい前方、後ろはシートからやや離れた後方に。
これ、フォーミュラカーのタイヤ位置を再現してるみたいじゃないか!(錯乱中)

ベースフレームの長さも1400mmで必要十分だった。ちょうどいい。3年前に基本設計を考えた自分がすごい。これから組むなら1500mmくらいあったほうが多少乗り降りしやすくなっていいかもしれない。そのへんは各自の身長や使っているシムリグや設置スペースとの兼ね合いで決めてね。

しかしこれ完璧だ!これ以上合理的なSUSコクピット設計は思いつかない!!!
2015年3月19日

ASUS VG248QE 3D Vision Surround

もし3Dテレビ&3Dメガネを持ってたら、ちょっと試してほしいことがあるよ。
PCか何かを繋いで(またはyoutube対応テレビで)、このへん(トップアンドボトム3D)を再生して3Dメガネかけて見てみよう。
すげーよね!!

…。

なんか届いた。
やむをえず3画面で3D立体視環境 "nVidia 3D Vision Surround" を構築することにする!


難しいことはおいといて、とりあえずレビュー。

レーシングシミュレーターiRacingをプレイして
・クルマに乗り込んで内装を見渡すのが楽しい。
・スピード感が増した。
・鈴鹿の1コーナーのバンク角、東コースウォークに初めていったときにその擂り鉢具合に驚いたけど、3Dになったらリアルで感じた印象そのままだった。
・縁石が立体になって、乗せてはいけない縁石がさらに怖くなった。突起怖い。
・サーキットの起伏が怖い。荷重抜ける丘で車がフワッと浮く感覚が怖い。
・Spaのオールージュの壁具合といったらもうね。
・Monzaバンク、バンク入るところにポッカリ穴が空いているように見える!超怖い!
・つまり、ニュルの高低差が楽しみすぎる!
・乗ってるクルマの車幅がよく把握できる。もっと攻められる。
・オープンホイールでタイヤがぐりぐり動くのが楽しい。
・バサーストの山側が快感。
・ブレーキング時の姿勢変化がわかりやすくなった。
・ブラインドコーナーでもクリッピングを取れるようになった
・他車との位置関係がよく把握できる。距離感があることによって、バトルでもっと寄せられる。
・他車の動きベクトルが、周辺視野でもよくわかる。オーバル接戦には特に効くぞこれ。ビッグワンも避けられそう。
・フロントウインドウにタイヤカスが付いても、そこに焦点が合わないためあまり邪魔じゃない。うそです。余計に気が散る!
・あまりにもリアリティが増したら各種UIが宙に浮いているのが嘘っぽいので、Alt+Kで画面の下のほうのダッシュボードと重なる場所に移動したり、サイドディスプレイの視角の隅のほうに追いやったり、非表示にしたりしてしまった。

3D Vision 全般について
・60Hzは、片目あたり60Hz。両目あわせて秒間120枚の絵が入ってくるので120Hzだ。2Dの120Hzとほぼ同じくらいヌルヌルだ。
・クロストークは確かにあるけど、こんなの実車でフロントウインドウにいろいろ写りこむのとたいして変わらん。
・3Dメガネon視力矯正用メガネは、3Dメガネの眉間部分の形状がメガネのフレーム形状を選ぶ。そのままだと3Dメガネがメガネに乗って、視力矯正用メガネの鼻あてに全重量が載る感じになって重かった。そこで、視力矯正用メガネは鼻あてを調整して、3Dメガネの鼻あても鼻に乗せるようにしたら重量が分散して楽になった。
・ヘッドフォンを選ぶかもしれない。ぼくの密閉ヘッドフォンが浮いてオープンになる。

ああ…、これはみんないますぐ導入すべきだ…。


シングルGPUで3画面3D立体視環境構築上の注意点
細かい注意点なんかは、NVIDIA 3D VISION インプレと導入ガイド(別サイト) に素晴らしいまとめがあるので、そちらをご覧ください。丸投げ。
この記事(初出はiRacingフォーラム)がなければ導入しなかったのに!洗脳された!

グラフィックボード
・GeForceであること
・Dual-Link DVI×2+Displayport×1、またはDisplayport×3の出力端子があること
(DVI-DL×3出力のグラボがあればディスプレイの選択肢が広がるのに。)
→手持ちのDisplayport×3出力が付いたこのGTX970を使います。

ディスプレイ
・nVidiaが公開している 3D Vision 対応ディスプレイリストに含まれていること
・Displayport入力を備えること(シングルGPUの場合は必須)
・できればLightboost対応であること
・同じ機種を3台揃えること(!?)
ASUS VG248QEを3枚用意しました。
上記の条件だと、ASUSの他にはBenQかAcerのうち数機種くらいしか選択肢がない。
選択肢が無い中でASUSにしたものの、ベゼルが光沢なのがちょっと気に入らない。シボ加工された光を反射しないベゼルがよかった。パーマセルテープでも貼っておくか。
あと、ベゼル左下のHDMIロゴ要らないよな!!
前述の導入ガイドにならい、ディスプレイ配置は / ̄\ この配置をやめ、--- この平面配置でRender each screenをオフにした。コクピの全幅が570mm×3枚=1710mmになったぜ!

3Dグラス(3Dめがね)
NVIDIA 3D Vision 2 Kit GV1431-3DV2R
→今回使用するディスプレイに赤外線エミッタが内蔵されてないので、USB赤外線エミッタ付属モデルを使う。


セッティング
・3D Vision エミッタのドライバは、最近はGeforceのグラフィックドライバに含まれているので個別にインストールする必要がなかった。
・F3とF4で設定する3D深度は、違和感がない範囲でできる限り深くする。最初40%くらいだったけど、慣れてきたので今は70%くらい。いずれ100%にしたい。
・F5とF6で設定する輻輳距離は、メーターがディスプレイ面に合致するようにするといろいろ見やすい。リアル輻輳距離は研究中。

iRacingグラフィック設定
iRacingのグラフィックオプションを60fps維持できるように削る。
ポリシーとしてバーチャルミラーはオフでルームミラー/サイドミラーはオン。ミラーは画面に入り込む2個だけオンにしとく。(オーバルのときは後ろがよく見えないのでポリシーに反してバーチャルミラーオンにする。)(耐久レースでも安全のためにオンにしとくか?)
台数が多い耐久レースでもいけるようにしたら、ほとんどオフになってしまった。(i7-2600k + gtx970)
ただし、各種Detailを削ると景色が変わってしまうので、観客以外はHigh Detailにしときたい。


3D Vision のマニュアルに、「3Dを1時間楽しんだら、少なくとも5分は休憩をしてください。」と書いてあった。
耐久レースだとわずか1スティントしか走れないじゃないか。警告は無視させていただくよ。